ギターで挫折しなかった人の特徴5選【筆者の場合】

ギター初心者向け

ギターを始めて1年続く人は全体の1割
つまりギターは挫折率が9割もあるのだ。

ではどうすれば挫折しないのか。
ギター歴15年の筆者の経験を踏まえて解説しよう。

ギターで挫折しなかった人の特徴

ギターで挫折しなかった
つまり、ギターを続けられた人の特徴ということだから
ギターを始めてかれこれ14年も継続して弾き続けている筆者をモデルに話を進めていこうと思う。

挫折しなかった人全員が筆者の特徴に該当するわけではないと思うが、これはこれでひとつのモデルケースとして
参考にして貰えればと思っている。

ということで
ギターで挫折しなかった筆者の特徴を5つ考えてみたから紹介させて欲しい。

十分に練習する時間が取れる

まず、筆者がギターを始めたのは14歳の頃だった。

その頃は中学生真っ只中で、
昼間は授業
夕方に部活
帰ってご飯を食べた後はギターかゲーム

と言った感じで
毎日それなりに練習する時間がとれていた

毎日2時間練習とかやろうと思えば出来たかもしれない。

実際何時間やってたかは覚えてないけど
挫折する気配は全く無かったし
飽きるとかって事もなかった。

もっと言えばこの頃から今までギターに飽きたことは無い。

これは練習時間が十分にあった事とは殆ど関係ないと思う。

たまたま自分に合っていたという事等
とにかく運が良かったんだと思う。

好きな曲をひたすら弾いた

とにかく当時好きだった曲をひたすら弾いていた
主にスピッツ、YUI、チャットモンチー、GO!GO!7188等だったと思う。

特にYUIは当時全曲イントロクイズを即答できる位聴き込んでたし
当時リリースされていた曲はリアルに全曲弾いてたんじゃないかなと思う。

今思えばアーティストへの愛が無ければギターも続いていなかったかもしれない。

それくらい没頭できるアーティストやバンドに出会えた事は本当に運が良かった。

弾きたい曲や好きなアーティストが明確な人の方が有利だと思う。

ギターを好きである事の前に
音楽やアーティストへの愛の深さが何よりギターを弾く動機、活力になる。

寝食を忘れる程没頭できる音楽に出会っているならギターの習得なんて楽勝なのかもしれない。

好きこそものの上手なれ
とはこの事。

難しい曲は諦めていた

ちょっとトライして弾けないと判断したらひとまず諦めていた。

実力が伴っていない以上無理に頑張るのは非効率だと思ったし
努力できるほど辛抱強くも無かった。

自分には激甘だったからすぐ諦めたし
すぐ弾ける曲に逃げた。

今思えばその諦めはある種挫折だったのかもしれないけど
だからといってギターそのものを挫折したわけではなかったから
続けられたんだと思う。

諦めが肝心というのは見切りを付ける事で前に進めるという事なんだなぁ
という学び。

原曲の弾き方に拘らなかった

始めた頃は細かいことは特に考えずに
とにかく好きな曲のコードだけをなぞって弾きまくった。

コードだけ弾いていれば音源と合わせて弾けることがなんとなく分かっていたからだ。

だからその時は完コピしてやろうなんて考えていなかった。

これは先に述べた通り自分に激甘だったことも影響していると思う。

自分に厳しかったら完コピ以外は許せなかったと思うし、むしろ原曲を超えるくらいの気持ちで取り組んでいただろうから。

ただ筆者の場合は曲に合わせてギターを弾いているだけでほぼ満足していたし、1曲完コピ頑張るよりも100曲ひたすらコード弾く様な練習の方が性に合っていた。
完全に質よりも量という価値観だった。

楽器に抵抗が無かった

筆者は幼少の頃からピアノに触れてきたし。
ギターを始めた中学生の頃は吹奏楽部で毎日管楽器を吹いていた。

日常的に楽器に触れるのが当たり前の環境だったからもともと楽器への抵抗は全く無く
楽器の習得に時間がかかる事も把握していたから
なかなか上達しないと悩む事も無かった。

楽器を触ることは全く特別ではなかったし
毎日部活では譜面と睨めっこしていたから譜面への耐性もかなり高かったと言える。

ギターを始めるとなるとギター以外で音楽的な知識をちょこちょこ覚える必要があったりする。
例えばチューニング、譜面の読み方、リズムの取り方、等だ。

その辺の基礎知識はこれまでの経験と部活でほぼ習得して既に知っている事だったから
奏法以外の練習もスムーズだった。

まとめると筆者はとても運が良かったのだ。

ピアノを弾く経験があり、尚且つ現役吹奏楽部というのは強くてニューゲーム状態

何も知らずに始める人達の苦労を考えると本当に大変だろうなと気の毒に思うレベルだ。

まとめ

ここまでの話をまとめると

筆者は
時間のある中学生の時にギターを始め
好きなアーティストやバンドの曲をひたすら弾き倒し
その上で自分に激甘で難しい曲はスルーしたり完コピ放棄していて
そもそもギターを始める前に色んな楽器に触れていたから
入門から全く挫折する事なく今まで続ける事が出来ている。

という事になる。

これからギターを始める多くの入門者が
すぐ取り入れる事が出来そうなエッセンスだけ抜き出すと

完璧主義に陥らず、好きを追求する

って感じ

たまたま運が良かった筆者の経験をもとにしてるから殆ど参考にならなかったと思うけど。
楽器の習得の難しさはわかっているつもり。

ストイックになりすぎると自責思考に押し潰されそうになるから
肩の力を抜いて
ゆっくりでも確実に続けていく事が大切なんだと思う。

プロフィール


吉田寛定
中学時代は吹奏楽に打ち込み14歳でギターに目覚め、高校入学後はバンド活動に明け暮れる。その後音楽の専門学校を卒業。アイドルのバックバンド、レコーディングに参加。商店経営、楽器店勤務、ギターインストラクターを経験。趣味は読書と格闘技観戦。

プロフィール
吉田寛定 中学時代は吹奏楽に打ち込み14歳でギターに目覚め、高校入学後はバンド活動に明け暮れる。その後音楽の専門学校を卒業。アイドルのバックバンド、レコーディングに参加。商店経営、楽器店勤務、ギターインストラクターを経験。趣味は読書と格闘技観戦。
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