ギター初心者向け

ギターをいくら練習しても上手くならない?そんなこと気にするな!

「もう3年も続けているのに、全然上手くなった気がしない……」
「こんなに練習しているのに、思い通りに弾けない……」
「同じくらいの期間やってる友達はもっと上手いのに、なんで自分は……?」

そんなふうにモヤモヤしていませんか?

結論から言います。
そんなに気にしなくて大丈夫!

ギターの上達スピードには個人差があります。
「上手くならない……」と感じてしまうのは、あなたが無意識に「こうあるべき」という基準を作ってしまっているからかもしれません。

でも、よく考えてみてください。
プロのギタリストでさえ、「まだまだ練習が必要だ」と思いながら何十年も弾き続けています。
それなのに、「○年やってるのにこの程度」と落ち込む必要があるでしょうか?

ギターを弾く理由は「楽しいから」のはず。
焦る気持ちや不安にとらわれず、もっと自由にギターを楽しんでみませんか?

この記事では、「上達しない」と感じる理由と、そのモヤモヤを解消して、もっと自分らしくギターを楽しむための考え方を紹介します。

どうして「上達していない」と感じるのか?

「こんなに練習してるのに、全然上手くなった気がしない……」

そんなふうに思うのは、上達の基準が曖昧だからです。

例えば、ギターを始めたばかりの頃を思い出してみてください。
コードチェンジがスムーズにできなくて苦労したり、Fコードに挫折しかけたり、バレーコードが鳴らなくてイライラしたこともあったのでは?

でも、今はどうでしょう?

当時できなかったことが、自然にできるようになっているはず。
そう、ちゃんと成長しているんです!

それでも「上手くなっていない」と感じるのは、こんな理由が考えられます。

1. 他人と比べてしまう

「友達はもっと弾けるのに……」
「YouTubeのあの人はすごい……」

つい、こんなふうに思ってしまいますよね。
でも、他人と比べることに意味はありません。

ギターの上達スピードは人それぞれ。
練習時間やスタイル、好きな音楽のジャンルによっても変わります。

大事なのは「他人と比べる」のではなく、「過去の自分と比べる」こと。

例えば、1年前の自分と今の自分を比べたとき、少しでも成長を感じられたら、それは確実に上達している証拠です。

2. 上達の基準が曖昧

「上達したい!」と思っていても、具体的に何をもって「上手くなった」とするのか決めていないと、成長を実感しにくくなります。

「どんな曲を弾けるようになったら満足なのか?」
「どんな演奏ができたら『上手くなった』と思えるのか?」

この基準がはっきりしないまま練習していると、「なんとなく上達していない気がする……」というモヤモヤがずっと続いてしまうのです。

3. 自分に厳しすぎる

ギターを頑張っている人ほど、自分に厳しくなりがちです。

ちょっとしたミスでも「まだまだダメだ……」と思ってしまう。
でも、あなたが「下手」だと思っているレベル、実は他の人から見たら「すごい!」と思われているかもしれませんよ?

ギターの上達には終わりがありません。
だからこそ、「今の自分でも十分に弾けている」ということを認めることも大切です。

そもそも、なぜ「上達したい」と思うのか?

ちょっと視点を変えてみましょう。

あなたは、なぜギターが上手くなりたいのですか?

「誰かにすごいと言われたいから?」
「バンドで活躍したいから?」
「自分の好きな曲を自由に弾けるようになりたいから?」

この「なぜ?」の部分をはっきりさせると、「上手くなりたいのに上手くならない……」という悩み自体が少し軽くなることがあります。

例えば、
「速弾きを極めたい!」と思っていた人が、実は「好きな曲を楽しく弾ければ十分だった」と気づくこともあります。

「上手くなりたい」という気持ちはとても大事。
でも、その背景にある本当の動機を知ることも、ギターを長く楽しむ秘訣です。

「上手くなる」って、そもそもどういうこと?

「ギターが上手くなりたい!」

多くの人がそう思っていますが、実は「上手い」の定義は人それぞれ違います。

例えば、

速弾きができること?

コピー曲を完璧に弾けること?

アドリブで自由に弾けること?

オリジナル曲を作れること?

「上手いギタリスト」と言っても、テクニックを極めた人もいれば、シンプルなコードワークで魅了する人もいます。

つまり、「上手くなる」という目標は曖昧すぎると、どこを目指せばいいのかわからなくなり、結果として「自分はまだまだ……」と感じてしまうのです。

具体的な目標を持つことが大切

「上手くなった」と実感するためには、

「○○の曲を弾けるようになる」

「バンドでリードギターを担当する」

「弾き語りができるようになる」

「オリジナル曲を作る」

など、具体的な目標を設定することが大切です。

「なんとなく上手くなりたい」ではなく、「どんなギタリストになりたいのか」を考えてみましょう。

自分軸を見失っていませんか?

ギターを続けていると、つい他人と比べてしまうこと、ありますよね。

「自分より短期間で上達している人がいる……」
「SNSで見たあの人の演奏、めちゃくちゃ上手い……」
「バンドのメンバーと比べて、自分は足を引っ張っているんじゃないか……」

こうした考えが浮かぶと、純粋にギターを楽しめなくなってしまいます。

でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
あなたはギターを「誰かと競うため」に始めましたか?

他人の目を気にしすぎていませんか?

ギターを練習していると、どうしても「他人の目」が気になってしまうことがあります。

「下手な演奏を見られたら恥ずかしい……」
「SNSに投稿しても、上手い人と比べたらしょぼく見えないか……?」

でも、大事なのは 「そもそも、なぜギターを弾くのか?」 ということ。

あなたがギターを始めた理由は、「誰かに評価されるため」ではなく、「自分が楽しみたいから」ではありませんか?

それなのに、いつの間にか他人の評価を気にして、ギターを楽しむことよりも「上手く見せること」に意識が向いてしまっていませんか?

もしそうなら、一度立ち止まって、「自分が本当に求めているもの」を見直してみましょう。

「自分軸」を持つことが大切

他人と比べるのをやめて、自分自身の成長に目を向けると、ギターを弾くことがもっと楽しくなります。

「好きな曲を弾けるようになった!」
「前よりスムーズにコードチェンジができるようになった!」
「自分なりのアレンジができるようになった!」

こんなふうに 「自分軸」 で成長を実感できるようになれば、「上手くならない……」というネガティブな気持ちに振り回されなくなります。

ギターは、誰かに評価されるために弾くものではなく、自分が楽しむためのもの。
だからこそ、 「他人の評価ではなく、自分の楽しさを最優先にする」 ことが大切なのです。

まとめ

「ギターが上手くならない……」と悩んでいるあなたへ。

そんなこと、気にする必要はありません!

「上手くなりたい」の定義を明確にする

他人と比べず、過去の自分と比べる

具体的な目標を持つことで成長を実感する

「上手くなること」より「楽しむこと」を優先する

「自分軸」を持って、ギターを心から楽しむ

ギターは、「楽しむこと」が一番大切。

あなたが楽しくギターを弾いているなら、それで十分です!

無駄に焦ることなく、あなたのペースでギターライフを楽しみましょう!

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ABOUT ME
吉田寛定
新潟在住のギターインストラクター、MBTIはINTP(論理学者) 時々インスタに演奏動画を上げたりしている。 だいたいどんな話を振られてもある程度語れる位常に知識をむさぼって生きています。