エフェクターレビュー

【啓蒙】精度の高いチューナー程チューニングが合わない。

練習前や合間には絶対に使いたいチューナーですが

楽器店に行くと様々なスタイル、価格帯のものがありますよね

基本的には高価なもの程精度が高く
より正確なピッチに合わせる事ができるのですが

実はチューナーの精度が高くなればなるほど
チューニングを合わせるのが難しくなります。

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わかります。

どういう事なのか説明します。

チューナーを定規に例えてみましょう。

精度の低い定規は目盛りの単位が粗く
精度の高い定規は目盛りの単位が細かい

数センチ単位でしか測れないものもあれば
数ミクロンまで測れる超精密機器もありますよね

精度の低い定規が数センチ単位

精度がそこそこの定規が数ミリ単位

精度の高い定規が数ミクロン単位まで測れるものだとして

当然精度が高い定規になればなるほど正確な長さを測る事が出来るわけですが

チューナーの場合はピッチを計測しながら
手動でペグを回して調整するので

定規の目盛りが細かくなるほどに微調整が要求されます。

数センチ単位のチューナーで合わせても
数ミクロン単位のチューナーでは物凄くズレた状態で計測されます。

1センチ=10000ミクロンですからね。

つまり

1万倍の細かさで計測する事が出来ても
1万倍の細かさで調整するのは人間なので

ジャストにピッチを合わせるにはかなりの集中力と時間が必要になります。

流石にミクロンはオーバースペックだよなーという事です。

高精度の高額チューナーは基本的にはリペアマンやプロのギターテックの方がギリギリまで調整を追い込む為に使う物なので

演奏しかしない人にとっては無用の長物です。

気合い入れて良いものを!
と焦って購入することのないようにしましょう。

多分練習前のチューニングでバテます。

せいぜいミリ単位クラスのやつにしておきましょう。
価格もほどほどなやつで十分です。

おすすめはクリップなら
tc electronic のuni tune clip

ペダルタイプなら
BOSSのTU-3W

です。

それ以上のスペックは危険です。

以上、チューナーに関する啓蒙でした。

ABOUT ME
吉田寛定
ナチュラルハーモニクスで演奏してる人