これからギターを始める人は
まずどんなギターを買ったら良いのか
全く検討がつかないという人が結構多いと思います。
なにせギターって楽器の中でも種類が膨大にあるので
選択肢が多すぎて困りますよね。
今回は普段初心者、中級者の方にギターのレッスンをしているギター歴15年の筆者が
なるべく後悔しにくいギターの選び方の基準を3つ紹介します。
この記事を読むと、
特に初心者の方が正しくギター選びを悩めるようになります!
結局悩むんかい!
って事になるんですけど
大丈夫
どんな達人でも悩んでるので!
見た目で決めよう
まずは見た目です
まずはというか、
これが1番大切で
好きな見た目のギター、
憧れのメーカーロゴがヘッドに書いてある
大好きなギタリストと同じモデル
などなど
これが練習を継続する上で最も重要な要素です。
皆好きなギターが部屋に立ててあったら練習頑張れるんです。
ギターは好きなギターを使う事で楽しさが大分割り増しされるので
楽しい→続く→上手くなる
そして
上手くなった→楽しい→もっと続く→もっと上手くなる
という好循環を生みます。
その根本に“好きなギター”という訳です
筆者が過去に経験した話ですが。
自分が全幅の信頼を寄せているメインギターよりも
演奏性が高くてストレスなく弾けて
尚且つ音も物凄く良い
けど
全く自分の趣味に合わない変形ギター
っていうのを触った時
やっぱり、そのギターは
欲しい!とはならなかったですねー
ちなみにこの経験のお陰で
奇抜な変形ギターばかり作っているメーカーに対する偏見は無くなりました。
非常に良いモノづくりをしているなーと感動したのを覚えていますが
どれだけ弾きやすくても
どれだけ音が良くても
最終的にそれが好きなギターになるかと言われたらそうではなくて
ある程度妥協する点があっても
見た目が良ければ喜んで弾けるんです。
ハイスペックな中華Androidスマホよりも
スペックは劣り、かつ値段も高いiPhoneを選ぶ人が多い
っていうのと似た感じの事です。
筆者もそういう事実は知りつつ納得した上でiPhoneを愛用しています。
ということで
見た目が最も大事な要素である事は分かっていただけたと思いますが、
とは言えまだまだギターについてそんなに詳しくないよって方向けに
見た目以外の重要な要素についても紹介します。
演奏ジャンルに合うもの
これからギターを始めたいと考えている方は
弾いてみたいなーと思っているバンドや
アーティストの方が
どんなギターを使っているのか
ライブ映像などで確認してみて下さい
できれば複数人見てみて、同じような形のギターを使っているなら
それがそのジャンルや
あなたの好きな音楽で
良く用いられる楽器である可能性が高いです。
すこし極端かもしれませんが
これからギターを真剣に取り組むために
楽器屋さんで1番高いギターを買ったとします。
ところがそのギターは
あなたが弾きたい曲が弾きにくい
もしくは弾けないギターだった
という事が起こり得ます。
どういう事かと言うと
ハードロックが弾きたいのに
ジャズ向けのフルアコを買ってしまった
であったり
フレット数が足りなかったり
アームが必要だったり
7弦ギターじゃなきゃ弾けない曲だったり
とまぁ様々考えられる訳です。
郷に入れば郷に従うっていうのが結構重要で
まずは形から入るという意味でも
好きなギタリスト達についての予備知識を入れておくと良いでしょう。
Wikipediaでも使用ギターが載っている事もあるので結構参考になってオススメです。
汎用性の高いもの
ただただ漠然と
ギターやってみたい!
と思って始める人もいらっしゃるかと思います。
そう言う方は汎用性の高いギターを買ってください。
突出した個性は無いものの
出来ない事もほぼ無い
そんなギターもあります。
例えばエレキだと
24フレットまでの広い音域
シングルコイル、ハムバッカーの2種類のマイクを装備している多彩な音色
アームによる特殊な演奏も可能
アコギだと
カッタウェイ仕様で高い音域までアクセス出来る。
マイク搭載でアンプにも繋ぐ事ができる。
というような一本あれば安心!
ってモデルです。
実はこういうギターも人気で
各価格帯でラインナップされているので
楽器店で店員さんに
ギターの事は詳しく無いから
とにかくなんでも出来るタイプのギターを紹介してくれるように頼んでみましょう。
価格帯別で用意してくれる筈です。
まとめ
以上、ギター選びのポイント3点でした。
ちなみに筆者は
汎用性が高くて、見た目が気に入ったもの
という基準で選びがちです。
色んな曲を弾きたい、
かつ何本も管理できないと言う事で
なんでも出来る一本をメインで使っています。
ギターはやはり見た目がかなり重要なので
ジャンル×見た目
汎用性×見た目
のように掛け合わせて選ぶと
後悔しない選択が出来ると思います。
この記事があなたのギター選びの参考になれば幸いです。