「また打ち上げで飲みすぎて、翌日動けなかった…」
そんな経験、バンドマンなら一度はあるだろう。ライブの興奮と仲間との高揚感で、ついつい羽目を外してしまう気持ちはよくわかる。自分へのご褒美、打ち上げこそバンド活動の醍醐味だという考えもあるだろう。
しかし実は、「筋トレを習慣化すること」が、打ち上げでの暴飲暴食を自然と抑える一番の近道になる。これは精神論ではなく、体の仕組みと習慣の話だ。
筋トレをしていると、体を大事にする意識が高まり、無駄なカロリーやアルコールを摂りすぎることに自然とブレーキがかかる。しかも筋肉があると代謝が上がり、多少の不摂生もカバーできる。つまり、筋トレを軸にすれば、打ち上げのダメージを減らしながら、音楽活動のパフォーマンスも高められるというわけだ。
では、具体的にどんな工夫をすればいいのか? 打ち上げで暴飲暴食を防ぐためのテクニックを、ライブ前から翌日までの流れに沿って解説していく。
なぜバンドマンは打ち上げで暴飲暴食しがちなのか?
バンドマンが打ち上げで食べすぎたり飲みすぎたりする理由は明確だ。まず、ライブによるアドレナリンの高まりで空腹感や喉の渇きを強く感じる。そしてライブ終了後という“解放感”が加わり、テンションのままアルコールや揚げ物に手が伸びてしまう。さらに、音楽業界の文化として「打ち上げで盛り上がるのが礼儀」的な空気感も根強く、断りづらい状況もあるだろう。
ただし、ここで暴飲暴食を繰り返してしまうと、消化不良や内臓疲労、翌日のパフォーマンス低下を招く。だからこそ、自制心と体調管理の意識が必要だ。
ライブ前の食事について
ライブ前の食事は、実はパフォーマンスに直結する。まず、エナジードリンクや糖分の多い清涼飲料水は避けたほうが良い。血糖値が急上昇して一時的に元気になったように感じるが、その後の急降下で逆に集中力が低下する恐れがある。アルコールは言わずもがな、脱水や眠気を引き起こすためNGだ。
ベストなのは、ライブの2〜3時間前に消化の良い炭水化物とたんぱく質をバランスよく摂ること。たとえば、玄米おにぎりとサラダチキン、ゆで卵といったシンプルな組み合わせが◎。満腹にはせず、腹八分目を心がける。
打ち上げ前後で使える“断る力”を鍛える筋トレメソッド
打ち上げの場では、「もう一杯どう?」「これも食べなよ」という流れが当たり前のように訪れる。空気を読んで流されるのもひとつの選択だが、コンディションを整えたいなら時には自分でブレーキをかける判断も必要だ。
その“断る力”を、実は筋トレがサポートしてくれる。
筋トレは、毎回「今日はやる or サボる」「あと1回やるかやめるか」と自分との戦いを繰り返す習慣。その積み重ねが、食べ過ぎ・飲みすぎの誘惑にも強くなる“選択力”を育てる。とくにライブ前後に軽い筋トレルーティンを組み込むことで、心身が整い、自分のコンディションに対して意識的になれる。
たとえば打ち上げ前に**5分の自重トレ(スクワット・プランクなど)**を行うだけでも、「今夜はちょっとだけにしておこう」という気持ちになりやすい。筋トレによって交感神経が刺激され、自制心が高まる効果もあるからだ。
また、打ち上げ翌日の朝に軽いストレッチや体幹トレーニングを行うことで、体がシャキッと目覚め、だらだらしたリカバリー期間を短縮できる。これもまた、暴飲暴食のリスクを減らすための“攻めの回復”メソッドだ。
つまり、筋トレは打ち上げの前にも後にも使える、最強の自己コントロールツール。飲み会の場で流されないための“準備運動”として、ぜひ習慣に取り入れたい。
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打ち上げで意識すべき飲み方
打ち上げでは飲み方に一工夫加えるだけで、体へのダメージを大きく軽減できる。まず基本は「チェイサーを必ず用意すること」。アルコールの合間に水を飲むだけで、酔いの進行を遅らせられ、翌日の二日酔いも予防できる。
次に選ぶ酒にも注意が必要。ビールや甘いカクテルは糖質が高く、体に負担をかけやすい。代わりに、ウイスキーや焼酎を炭酸水で割ったハイボール系がオススメ。糖質が少なく、飲み口もスッキリしているので食事とも合わせやすい。
食べるべきメニュー
打ち上げでの食事は、ただ空腹を満たすためではなく、「翌日の自分のため」に選ぶ意識が重要。おすすめは以下のようなメニューだ。
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焼き鳥(塩):高たんぱく・低糖質。部位によって脂質の量が異なるので、ももやむね肉がベスト。
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刺身:消化にも良く、たんぱく質とDHA・EPAが摂れる。日本酒と相性は良いが飲みすぎ注意。
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枝豆・サラダ:ビタミンやミネラル補給に。お通し代わりに必ず頼んでおきたい。
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豆腐や納豆系のメニュー:植物性たんぱく質で胃腸にも優しい。
これらのメニューを中心にすれば、胃に優しく、栄養バランスも整えやすい。
翌日の回復方法
打ち上げ翌日の体調リカバリーには、いくつかのポイントがある。まず第一に「水分補給」。アルコールによって体は軽い脱水状態になっているため、起きたらすぐに水を飲むこと。そして、胃腸が元気であればプロテインを一杯摂ると、筋肉の修復もスムーズに進む。
朝食には、温かい味噌汁と卵、少量の白ごはんなど、消化に良くて栄養価の高いものを選ぶと良い。もし食欲がない場合は、バナナやヨーグルト、スムージーなど軽めのものからでも構わない。
まとめ:打ち上げもコントロールすればバンド活動の質が上がる
打ち上げをただの“飲み会”にするのではなく、「次のライブに向けた準備の一環」としてとらえることで、バンド活動全体のクオリティが確実に上がる。
筋トレを習慣にすると、食事や飲酒に対する感覚が研ぎ澄まされ、自己管理能力が自然と身についてくる。
結果として、暴飲暴食を回避できるだけでなく、パフォーマンスの向上や体力維持にもつながる。
音楽も体も“継続”がすべて。ライブ後の一杯も大事だが、その一杯を楽しむためにこそ、日々のコンディショニングが欠かせない。
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