MBTI

MBTIの1文字目と3文字目でわかる!あなたに合うギター練習法ガイド

MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)といえば、自己理解のための性格診断としておなじみだが、実はギターの練習スタイルや音楽への向き合い方にも役立つヒントが隠されている。

「なかなか練習が続かない」「自分に合う練習法がわからない」「どうやったらもっと楽しくギターを弾けるのか知りたい」──そんな悩みを持つギタリストや音楽好きの人に向けて、この記事ではMBTIの1文字目(I/E)と3文字目(T/F)の組み合わせに注目。

IT/IF/ET/EFのタイプ別に、ギターへの取り組み方やモチベーションの源泉、挫折しやすいポイントまでわかりやすく紹介する。
きっと「自分にしっくりくる練習法」が見えてくるはずだ。

MBTIの基本と「IT/IF/ET/EF」の分類

MBTIは、人の性格を4つのアルファベットで表す診断だ。今回はその中でも、特にギターや音楽活動に影響を与えやすい「1文字目(I/E)」と「3文字目(T/F)」に注目していく。

I(内向)とE(外向)の違い:エネルギーの向かう先


I(Introversion/内向):自分の内側で思考を深めるタイプ。1人の時間でエネルギーをチャージし、集中力を高められる。

音楽では、家で黙々と練習したり、録音・編集に没頭するのが得意。表現も内省的で、細部までこだわった繊細な演奏を見せることが多い。例えば、宅録でひたすらオリジナル曲を作る人や、1人でギターソロを練り上げるタイプ。

E(Extraversion/外向):人や外の世界から刺激を得るタイプ。仲間や聴衆と関わりながら活力をチャージする。

音楽では、ライブやSNS、友人とのセッションなど、人前で演奏することで輝く。みんなで作り上げる時間が大好きで、カバー動画やコラボ演奏にも積極的。例えば、週末になるとセッションバーに出入りするタイプや、YouTubeで「弾いてみた」を頻繁に投稿する人。

ざっくり言えば、「一人で深めるか」「人と広げるか」の違いだ。

T(思考)とF(感情)の違い:意思決定の軸


T(Thinking/思考):論理や客観性で物事を判断するタイプ。問題解決や効率を重視し、冷静に練習や分析を進める。

音楽では、コード進行やスケールの理論に興味を持ち、課題解決型の練習を好む。テクニックの最短習得法を探したり、演奏データを記録して成長を可視化するのも得意。例えば、DAWで自分のプレイを録音してチェックしたり、練習ノートをつける人。

F(Feeling/感情):感情や人間関係を重視し、共感を軸に判断するタイプ。自分や人の気持ちに敏感で、心に響く表現を大事にする。

音楽では、歌詞の世界観や曲の感情表現に強く惹かれ、心で弾くことを重視。感情が高ぶると、予定外の即興演奏を始めることもある。例えば、気分に任せてバラードを弾き続けたり、仲間と「気持ちで合わせる」セッションを楽しむ人。

つまり、「論理で決めるか」「感情で決めるか」の違いだ。

このI/EとT/Fの組み合わせ(IT/IF/ET/EF)によって、ギターや音楽への取り組み方やモチベーションの源泉は大きく変わる。例えば:

  • IT型(内向・思考):一人で黙々と分析・練習。パターンや理論に強い。

  • IF型(内向・感情):一人で感情に浸りながら演奏。内面表現重視。

  • ET型(外向・思考):人前で結果を出すことが好き。成果主義の挑戦者。

  • EF型(外向・感情):仲間と楽しむことで伸びる。共感型のエンターテイナー。

自分のMBTIタイプを知ることで、練習スタイルや活動環境を自分に合う形に調整できる。
「なぜ続かないのか」「どこにやりがいを感じるのか」を見つめ直すヒントにもなるだろう。

この後は、各タイプの具体的なギターの取り組み方やおすすめ練習法を詳しく紹介していく。
自分の性格に合ったやり方で、もっとギターライフを楽しもう。

簡易的な診断を用意したので自分のタイプが分からない人は是非受けてみて欲しい

簡易MBTI診断

MBTIパーソナリティテスト



ただし、診断を受けるタイミングによって結果が変わることもある。

あくまで参考程度のエンタメとして楽しんで欲しい。

 

I×Tタイプ:ひとりで極めたい、ロジカルクラフター

(該当タイプ:INTJ、ISTJ、INTP、ISTP)

  • 向き合い方の特徴:ひたすら分析、徹底的に個人主義

  • 挫折ポイント:感情が乗らないと飽きる、完璧主義で動けなくなる

  • おすすめの練習法

    • YouTubeで“正解探し”より、自分なりの研究ノートを作る

    • DAWやTABソフトで「楽曲の仕組み」を掘り下げる

    • フレーズの理論分解、パターンを見つけたり“データ化”するのが楽しい

地道なフレーズ練習やTABコピーも苦にならず、パーツ単位で理解していくのが得意。誰かに評価されなくても、自己完結で満足できるのがこのタイプの強み。
逆に、感情表現を求められたり、「もっと自由に弾いてみて」と言われると戸惑いやすい。

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I×Fタイプ:感性に忠実なマイワールド系

(該当タイプ:INFP、INFJ、ISFP、ISFJ)

  • 向き合い方の特徴:静かに深く、自分の“好き”に没頭

  • 挫折ポイント:技術を重視しすぎて音に意味を見失うとやる気喪失

  • おすすめの練習法

    • 自分だけのプレイリストに浸って“心で覚える”

    • 「音作り」「雰囲気重視」の機材セッティングから入る

    • 日記のようにその日の感情を音でなぞる

このタイプは、ギターが“表現の道具”という感覚が強く、正解やルールよりも「自分が気持ちよく弾けるか」が最優先。
気分の波には左右されやすいが、好きな曲に出会うと一気に世界が広がる。機材フェチやエモいアルペジオ好きにも多いタイプ。

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E×Tタイプ:結果重視のチャレンジャー型

(該当タイプ:ENTJ、ESTJ、ENTP、ESTP)

  • 向き合い方の特徴:目標設定と達成のプロセスが大好物

  • 挫折ポイント:途中経過が見えないと、飽きてリセットしがち

  • おすすめの練習法

    • 「○日でこの曲を弾く」と宣言してSNSに投稿

    • バンドやセッションなど、他人との“競争”を仕組みにする

    • タイムアタック、ランキング形式の練習が燃える

このタイプは、とにかく「勝ち筋」があると強い。何かのために練習する、何かに役立てるという“目的”が見えれば無敵。
逆に「誰にも見られていない」「目的がない」状態だと、一気に関心を失いやすい。

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E×Fタイプ:共感で動く、楽しさ優先の感情派

(該当タイプ:ENFP、ENFJ、ESFP、ESFJ)

  • 向き合い方の特徴:楽しいと一気に伸びる、仲間とやると覚醒

  • 挫折ポイント:孤独な練習が長引くとモチベーション低下

  • おすすめの練習法

    • コピバンやセッションに飛び込む

    • 弾いてみた動画をシェアしてリアクションを得る

    • 「一緒にやろう!」に乗っかって練習の流れに身を任せる

このタイプは「人に見せたい」「人と共有したい」が原動力。
モチベーションは内側からではなく“外”からもらうのが上手。
練習というより“遊び”の延長で、うまく環境に乗れると爆発的な成長を見せる。
逆に、ひとりきりで黙々と……というのは天敵。

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“あなたに合ったやり方”はある

MBTIはあくまで性格の一側面でしかない。
けれど、自分の傾向を知っておくことで、「なぜ続かないのか」「どうすれば楽しめるのか」が見えてくる。

ギターを続けるには、「練習すべき」ではなく「練習したくなる」仕組みづくりが大事。

自分に合ったやり方で、ギターとの付き合い方をカスタマイズしていこう。
その第一歩として、MBTIをうまく活用してみてほしい。

Q&Aでこの記事の振り返り

Q:MBTIの何を見ればギターの取り組み方がわかるの?
A:今回はMBTIの「1文字目(I/E)」と「3文字目(T/F)」に注目。
I/Eは“練習のスタイル”、T/Fは“モチベーションの源”に影響します。

Q:自分のタイプがわからないと使えない?
A:ざっくり「自分は一人が好きか、人とやるのが好きか」「論理派か感情派か」で考えてもOK。
MBTIはあくまで参考ツールなので、当てはめすぎないことも大切です。

Q:タイプに合った練習法って、そんなに大事?
A:めちゃくちゃ大事です。
タイプに合わないやり方を続けていると、成長する前にしんどくなって辞めてしまうことも。
自分に合った練習法を知ることは、「ギターを好きなまま続ける」ための近道です。

Q:タイプが変わった気がするけど、練習法も変えたほうがいい?
A:変えてOK。人は環境や経験で変化します。
ギターとの向き合い方も変わって当然。今の自分に合った方法を探し続けるのがコツです。

最後に

このブログではこれからも、
ギター×MBTIというちょっと変わった視点や、
機材レビュー・上達法・練習の工夫など、
“あなたらしいギターライフ”に役立つ情報を発信していきます。

「自分らしくギターを続けたい」「もっと気持ちよく弾けるようになりたい」
そんなあなたのヒントになるような記事をこれからも届けていくので、
ぜひブックマークして、また読みに来てください。

あなたのギターが、もっと楽しくなりますように。

ABOUT ME
吉田寛定
新潟在住のギターインストラクター、MBTIはINTP(論理学者) 時々インスタに演奏動画を上げたりしている。 だいたいどんな話を振られてもある程度語れる位常に知識をむさぼって生きています。