ギター初心者向け

上手くなりたければバンドを組めって話。

ギター弾けるようになりたい!
と思って一念発起。

楽器も道具も揃えてさぁ頑張るぞ!

という時に生じる初期衝動によるエネルギーって
よっぽどのギターバカになれる素質が無い限りは
この道具を揃えている間に半分以上削られるんです。

その半分以下のエネルギーでしばらく頑張っても
よっぽどのギターバカになれる素質が無い限りは
かなり早い段階で行き詰まります。

そこで、白羽の矢が立つのはギター教室です。

ギター教室に通えば、定期的に上手い人に教えてもらえるので
きっと上達するであろうと思うわけです。

ただし、
よっぽどのギターバカになれる素質が無い限りは
その効果、恩恵を大して享受出来ないと思っています。

ここで選ぶギター教室と自身との相性なんかもかなり影響するのはもちろんなのですが,

大手と言われる教室のレッスン体系は

月2、3回で30分の個人レッスン
月3、4回で30分から60分のグループレッスン

とまぁこんな具合なのです。

しかし、
よっぽどのギターバカになれる素質が無い限りは
このレッスン体系で上達していくことは難しいです。

ギターの個人レッスンで30分はかなり短いですし
グループレッスンは複数の生徒を対応している意識散漫な状態の先生が指導するからです。

ではなぜこのようなレッスン体系を採用しているのかと言うと
結局ビジネスで考えたらその方が集金効率がいいから
と言うことに尽きます。

ではどうするか

バンドを組みましょう。

上手くなりたきゃバンド組め

考えてみて下さい。

あなたの周りで
英会話教室に通って英語が喋れるようになった人
居ますか?

少なくとも私の周りには居ません。

英語が喋れる人は海外で生活していた事があった人か外国人だけです。

国内で英語の勉強をして英語を喋れるようになれる人はきっと
よっぽどの英語バカでしょう。

ギターも結局同じで

よっぽどのギターバカで無い限り
教室に通っても
なかなか弾けるようにはなれないです。

なぜなら

日本国内に居るんだから英語を喋れる必要性、緊急性が無い

1人で楽しむだけだからギターが弾けなくても困る事がない

こう言う状態だからです。

ではどうするか、

英語が喋れないと生活困難な海外に行く

ギターが弾けないと困るバンドを組む

こうなるわけです。

ギターが弾けなきゃまずい環境

結局何かスキルを得ようと思ったら
必要性、緊急性のある環境に身を置くのが最も早いです。

必要性も緊急性も無いことに没頭できる人の事を
畏敬の念を持ってバカと呼ぶんです。

あなたがもしバカでは無いなら教室には行かず
バンドを組む
もしくはバンドに加入して下さい。

バンドでは他のメンバーの目があります。
練習しない訳にはいきません。

バンドを組んだから弾ける

これは海外で英語が喋れないと話にならない
と言う状態と全く一緒で

ちょっと頑張れば簡単な日常会話が出来るのと
同じ位のレベルになれるはずです。

喋れるから海外に行くんではなく
海外に行ったから喋れる

弾けるからバンド組むのではなく
バンド組んでるから弾ける

環境や立場があるから人は努力出来るんです。

環境と立場があれば誰でもギターバカになれますよ

と言う事で
ギター弾けるようになりたかったら
バンドを組みましょうよという話でした。

ABOUT ME
吉田寛定
ナチュラルハーモニクスで演奏してる人