BOSS GX-1 エフェクトリスト|話題のマルチを徹底解説

どうも、7丁目ギター教室 新潟江南校の吉田です。
ギタリストにとっての永遠の課題、それは「音質の追求」と「搬入の苦労」のトレードオフです。
10kg超えのボードを抱えて階段を上り下りし、スタジオに着いた頃には体力ゲージが半分以上削られている……。
あるいは、練習を始めようと思ったのにパッチケーブルの断線チェックで30分溶ける。そんな経験、ありませんか?
結論から言うと、BOSS GX-1は、プロクオリティの「解像度」と「弾き心地」を、ギグバッグのポケットに収まるサイズで完結させた、現代ギタリストへの最新の回答です。
私はギター歴18年、元楽器店勤務を経て現在は講師として日々生徒さんと向き合っていますが、この機材は「機材車を持たない電車移動派」や「デスク周りをスッキリさせたい宅録派」にとって、まさに救世主となるスペックを秘めています。
今回はこのGX-1に込められた魅力についてグッと迫っていきましょう。



音響工学的に見たGX-1の「正体」

GX-1の核となるのは、フラッグシップモデル「GT-1000」や上位機「GX-100」から継承されたサウンド・エンジンです。
32bit float処理がもたらす「音の余裕」
デジタルエフェクターの音質を左右するのは、サンプリングレートだけではありません。重要なのは内部演算のビット深度です。GX-1は32bit float(浮動小数点)処理を採用しており、エフェクトを多段に重ねても演算エラーによるノイズや音痩せが発生しにくくなっています。
これにより、ハイゲイン設定時でも**偶数次倍音の豊かな響き(サチュレーション)**を維持し、ピッキングした瞬間の立ち上がり(トランジェント)を殺さない、生々しいサウンドを実現しています。
AIRDテクノロジーによる「動的挙動」の再現
従来のアンプモデリングが「静的な音色」のコピーだったのに対し、GX-1に搭載されたAIRD(Augmented Impulse Response Dynamics)は、真空管アンプ内部の各パーツが複雑に影響し合う「動的な挙動」をシミュレートしています。
特にボリュームを絞った際のクリーンアップの滑らかさや、強く弾いた際に電源部で発生するサグ(Sag)感は、アナログアンプに慣れ親しんだギタリストも納得の仕上がりです。
HEXARAY(ヘキサレイ):足元に「高精度メーター」を実装する
GX-1のフロントパネルで一際目を引く六角形のエフェクト・ボタン。
これがHEXARAYです。これは単なるON/OFFスイッチではなく、マルチカラーLEDを用いた高機能リアルタイム・アナライザーとして機能します。
5つの表示タイプがもたらすメリット
エディット画面で[ENTER]ボタンを押すと、このボタンが以下の5つのメーターに切り替わります。
| 表示タイプ | 効果とロジック | 実戦での活用例 |
|---|---|---|
| レベル・メーター | エフェクトの出力レベルを可視化 | パッチ切り替え時の音量差を防止する |
| リダクション・メーター | コンプレッサー等の減衰量を表示 | サグ感や圧縮具合を視覚的に追い込む |
| センス・メーター | ピッキング強弱への反応を表示 | タッチに対する歪みの飽和度を確認する |
| テンポ&ステレオ | L/Rレベルとテンポ点滅を表示 | 空間系の広がりとBPMを瞬時に把握する |
| スペクトラム・メーター | 周波数帯域ごとのレベルを表示 | 帯域の被り(マスキング)をロジカルに解消 |
特に「リダクション・メーター」は秀逸です。耳だけでなく目でもコンプレッションを確認できるため、初心者でも「音がペシャンコになる」という失敗を防げます。
GEAR SUITE(ギア・スイート):理想の音への最短ルート

「マルチの音作りは階層が深くて面倒だ」という常識を覆すのがGEAR SUITEです。
各アンプやエフェクトに対して、BOSSが厳選した「お勧め設定」をパッケージ化した機能です。
「プロの技」を瞬時にインポート
各エフェクトを知り尽くしたエンジニアやプロ・ギタリストによるプリセットが用意されており、つまみを回すだけで切り替えが可能。
- 効率化: 複雑なパラメーターを一からいじる必要がなく、「中域の押し出し感」や「サチュレーションの密度」が完成された状態からスタートできます。
- 再現性: 自分が作ったお気に入りの設定も最大8文字の名前を付けてGEAR SUITEとして保存(WRITE)可能。他のパッチを作る際に「あの時作った最高の歪み」を秒速で使い回せます。
現行BOSSマルチとのスペック比較
GX-1がどのポジションに位置するのか、主要モデルと比較表にまとめました。
| 項目 | GX-1 | GX-10 | GT-1000CORE | GT-1 |
|---|---|---|---|---|
| 質量 | 1.2kg | 2.2kg | 0.9kg | 1.3kg |
| AD/DA | 24bit/32bit | 24bit/32bit | 32bit/32bit | 24bit/24bit |
| 演算 | 32bit float | 32bit float | 32bit float | 32bit固定 |
| AIRDアンプ | 23種類 | 23種類 | 23種類 | ×(COSM) |
| 電源 | 3電源(USB可) | AC/電池 | ACのみ | AC/電池 |
GX-1は、GT-1並の軽さでありながら、GT-1000級の最新アルゴリズムを搭載していることがわかります。特にUSB Type-Cによるバスパワー駆動は、外での練習やモバイルレコーディングにおいて革命的な利便性をもたらします。
スマホ直結で「弾いてみた動画」を即座に
USB Type-C経由でiPhoneやスマートフォンと接続すれば、GX-1は高品位なオーディオインターフェースとして機能します。
複雑な機材のルーティングは不要。スマホのカメラアプリを起動するだけで、GX-1が作り出すプロクオリティのサウンドを、そのまま動画の音声として収録可能です。 SNSへの動画投稿がこれほどまでに身近になった今、**「思い立った瞬間に録れる」**という機動性は、プレイヤーの創造性を加速させる最大の武器と言えるでしょう。



GX-1 エフェクト一覧
まずは汎用エフェクトセクションであるFX-1.2.3から見ていきましょう。
カテゴリー/ブロック | エフェクト名 | 効果 |
|---|---|---|
FX1/FX2/FX3 | COMPRESSOR | 音量を均一化して歪ませずにサステイン効果を得る |
LIMITER | 大入力を抑えて音の歪みを防ぐ | |
ENHANCER | 音の立ち上がりを強調し、音の輪郭をはっきりさせる | |
TOUCH WAH | ギターの音量に応じてフィルターを変化させワウ効果を得る | |
AUTO WAH | フィルターを周期的に変化させて自動的にワウ効果を得る | |
FIXED WAH | ワウ・ペダルを半端な位置で止めたときの効果を得る | |
DEFRETTER | フレットレス・ギターの音色をシミュレートする | |
SLOW GEAR | ボリューム奏法(バイオリン奏法)のような効果を作る | |
AC. GTR SIM | アコースティック・ギターの音色をシミュレートする | |
AC RESO | ピックアップの音をマイク録りしたような豊かな音に変える | |
SITAR SIM | シタールの独特な音色をシミュレートする | |
FEEDBACKER | フィードバック奏法を擬似的に演出する | |
OD/DS | 音を歪ませてロングサステインを得る。 | |
PARA. EQ | 3つの帯域を指定して音質を調節する | |
GEQ | 6つの帯域で直感的に音色を調節する | |
LOW / HIGH GEQ | 低域または高域寄りの6帯域に特化して音質を調節する | |
CHORUS | 揺れる音を加えてサウンドに広がりと厚みを持たせる | |
FLANGER | ジェット機のような音のうねり(フランジング)を与える | |
PHASER | 位相をずらした音を重ねて回転感のある効果を作る | |
SCRIPT PH | 70年代の名機MXR Phase 90のサウンドを再現する | |
CLASSIC-VIBE | 独特のうねりを持つビンテージなフェイズ効果を作る | |
ROTARY | 回転スピーカーを通したような効果を得る | |
VIBRATO | ピッチを微妙に揺らしてビブラート効果を作る | |
TREMOLO | 音量を周期的に変えることで独特の揺れを作る | |
SLICER | 音を連続的に刻んでリズム的なバッキング効果を作る | |
OVERTONE (FX3のみ) | 新たな倍音を加えて原音にない響きと厚みを作る | |
PAN | 音を左右のスピーカーの間で飛び交わせる | |
RING MOD | 金属的な響きの音程感のない音に変化させる | |
HUMANIZER | ギターの音を人間の声のような「あいうえお」の音に変える | |
PITCH SHIFT | ピッチを±2オクターブの範囲で変化させる | |
HARMONIST | スケールに合わせて自動的にハーモニーを作る | |
OCTAVE | 1〜2オクターブ下の音を加えて低域を強調する | |
HEAVY OCT | 和音にも対応し、厚みのあるオクターブ音を加える | |
S-BEND | アーミングのような激しいピッチ変化をボタン操作で得る | |
PEDAL BEND | ペダル操作でピッチを自在に変化させる | |
TUNE DOWN | 半音単位でダウン・チューニングの効果を得る | |
DELAY | やまびこ効果で音に厚みを出す。 | |
REVERB | 音に残響を加える。 |
GX-1にのみ収録された注目エフェクト
主にFX1.2.3セクションに収録されているGX-100やGT-1000のリストには存在しない、GX-1独自の「武器」を解説します。
ENHANCER(エンハンサー)
上位機ではマスタリングFX等の一部として統合されがちなエンハンサーが、GX-1ではFXブロックで独立して使用可能です。
- 効果: 入力レベルに応じて音の立ち上がり(トランジェント)を強調。
- ロジック: 物理的なイコライジングではなく、ピッキングの瞬間に特定の倍音を付加することで、聴感上の輪郭を明瞭にします。
FIXED WAH(フィックスド・ワウ)
ワウを特定の位置で止めた、あのマイケル・シェンカーやB’zの松本さんのような独特なトーンを再現します。
- 効果: 周波数を固定したワウ・サウンド。
- ロジック: 特定のレゾナンス(共振周波数)を強調することで、リードギターの存在感を劇的に高めます。
LOW GEQ / HIGH GEQ(専用グラフィックEQ)
標準的な10バンドEQよりも、ターゲットを絞った調整が可能です。
- 内容: 低域寄り、または高域寄りの6帯域をピンポイントで補正。
- 利点: アンサンブルにおけるベースとの被り(マスキング効果)の回避や、シンバルの帯域を避けたハイ抜けの確保が、より直感的に行えます。
HEAVY OCT(ヘヴィ・オクターブ)
従来の「OCTAVE」が単音重視だったのに対し、ポリフォニック(和音)に対応しています。
- 効果: 和音を弾いても破綻しにくい重厚な低域付加。
- ロジック: ピッチ検出アルゴリズムの高速化により、コード感を維持したまま音の壁を構築できます。
TUNE DOWN(チューン・ダウン)
物理的なチューニングを変えずに、デジタル処理で半音〜最大1オクターブ下げることが可能です。
- 効果: 瞬時のダウンチューニング対応。
- ロジック: 超低レイテンシーなピッチシフト処理により、弾き心地(レスポンス)を損なわずに重厚なリフを奏でられます。
また専用カテゴリーとは別で歪みやディレイ、リバーブを使用可能である点も注目です。
歪みやアンプ、空間系セクション、ペダルエフェクトなど
他のカテゴリーに関しても上位機種のエフェクトを多数継承しています。
カテゴリー | エフェクトタイプ | 効果 |
|---|---|---|
OD/DS | MID BOOST | 中域に特長のあるブースターで、ソロ向きの音にする |
CLEAN BST | 単体使用でもパンチのあるクリーン・トーンが得られる | |
TREBLE BST | ブライトな特性のブースター | |
NATURAL OD | 自然な感じの歪みが得られるオーバードライブ | |
WARM OD | 暖かみのあるオーバードライブ | |
BLUES OD | ピッキング・ニュアンスを忠実に再現するクランチ・サウンド | |
OVERDRIVE | ボスOD-1風の、甘くマイルドな歪みが得られるサウンド | |
CRUNCH | アンプの歪みの要素を加えた、ツヤのあるクランチ | |
T-SCREAM | Ibanez TS-808のサウンドをモデリング | |
TURBO OD | ボスOD-2風の、ハイ・ゲインなオーバードライブ | |
CENTA OD | KLON CENTAURのサウンドをモデリング | |
X-OD | MDPにより、各音域に最適な歪みが得られるオーバードライブ | |
DIST | オーソドックスなディストーション・サウンド | |
A-DIST | MDPにより、どの音域でも理想的な歪みが得られる | |
FAT DS | 太い歪みが得られるディストーション | |
LEAD DS | 滑らかな歪みと深い歪みを両立させたサウンド | |
RAT | Proco RATのサウンドをモデリング | |
GUV DS | Marshall GUV’NORのサウンドをモデリング | |
DIST+ | MXR DISTORTION+のサウンドをモデリング | |
X-DIST | MDPにより、各音域に最適な歪みが得られるディストーション | |
METAL DS | ヘビーなリフに最適なディストーション | |
METAL ZONE | ボスMT-2風の、幅広いメタル・サウンド | |
HVY METAL | ボスHM-2風の、アンプをフルアップしたような歪み | |
METAL CORE | ボスML-2風の、高速メタル・リフに最適なサウンド | |
OCT FUZZ | 倍音成分が豊かなファズ・サウンド | |
60S FUZZ | FUZZFACEをモデリングしたファットなファズ | |
MUFF FUZZ | Electro-Harmonix Big Muff πのサウンドをモデリング | |
BASS OD系 | 各種ベース用にチューンされたオーバードライブやD.I.モデル | |
AMP/CAB | TRNSPRNT | 周波数レンジが広い、非常にフラットな特性 |
NATURAL | 癖を抑えた素直なクリーン・サウンド | |
BOUTIQUE | ピッキングのニュアンスを忠実に再現するクランチ | |
SUPREME | 4×12”キャビネット感を生かした心地よいクランチ | |
MAXIMUM | ビンテージMarshall特有の反応を維持しつつハイゲイン化したアンプ | |
JUGGERNAUT | 究極のメタル・サウンドを追求した大型スタック音 | |
X-CRUNCH | MDPによりすべての弦で歯切れの良さを実現したクランチ | |
X-HI GAIN | MDPによりレンジが広く心地よい分離感が得られるハイゲイン | |
X-MODDED | MDPにより過激なゲインでも音の輪郭を失わないサウンド | |
X-ULTRA | MDPにより中域の密度感とダイナミクスをあわせもつ | |
X-OPTIMA | フレーズやアンサンブルにおけるバランスを重視したハイゲイン | |
X-TITAN | タイトでエッジ感のあるハイゲイン | |
JC-120 | ローランドJC-120のサウンドをモデリング | |
TWIN | Fender Twin Reverbをモデリング | |
DELUXE | Fender Deluxe Reverbをモデリング | |
TWEED | Fender Bassman 4×10” Comboをモデリング | |
DIAMOND | VOX AC30をモデリング | |
BRIT STACK | Marshall 1959をモデリング | |
RECTI STACK | MESA/Boogie DUAL Rectifierのモダン・モードをモデリング | |
MATCH | Matchless D/C-30のサウンドをモデリング | |
BG COMBO | MESA/Boogieコンボ・アンプをモデリング | |
ORNG STACK | ORANGE ROCKERVERBをモデリング | |
BGNR UB | Bogner Uberschallをモデリング | |
DELAY | STANDARD | 山びこのような効果が得られるシンプルなディレイ |
MODULATE | 心地よい揺らぎを加えたディレイ | |
PAN | L/Rに振り分けたタップ・ディレイ効果(ステレオ専用) | |
REVERSE | 逆再生の効果を生み出すディレイ | |
ANALOG | アナログ・ディレイのマイルドなサウンド | |
ANLG MOD | アナログ・ディレイに心地よい揺らぎを加えたもの | |
SPACE ECHO | Roland RE-201をモデリング | |
SHIMMER | ピッチを変えた音を混ぜた幻想的なディレイ | |
WARP | 幻想的な音を作り出す特殊なディレイ | |
TWIST | アグレッシブな回転感を作り出すディレイ | |
GLITCH | 機関銃のようなディレイ音を作り出す | |
REVERB | HALL S / M | コンサート・ホールの広がりのある、またはマイルドな残響 |
PLATE | 高域が伸びた金属的な響きのリバーブ | |
ROOM S / L | 室内、または大きめの部屋での暖かみのある残響 | |
AMBIENCE | 空間的な奥行きを演出するためのリバーブ | |
SPRING | ギター・アンプ内蔵のスプリング・リバーブを再現 | |
SHIMMER | 高域のきらびやかさが特徴的な残響 | |
SUB DELAY | 最大2,000msのディレイで音に厚みを付ける | |
TERA ECHO | ピッキングの強弱に応じた独自の残響と広がり | |
PEDAL FX | WAH | ペダル操作でリアルタイムにワウ効果をコントロール |
PEDAL BEND | ペダル操作でリアルタイムにピッチ・ベンド効果を得る | |
NS | NOISE SUPPRESSOR | ピックアップから入るノイズやハムを自然に抑える |
FV | FOOT VOLUME | ペダル操作により音量をコントロールする |
特にアンプに関してはフラッグシップであるGT-1000と同様のラインナップを収録しています。※ベースアンプは未収録
最新のアルゴリズムを採用しながらもリーズナブルにこれらのエフェクトを使用出来るのは嬉しいですね。
GX-1とヘッドホンが最強の練習環境を作る

「練習用アンプ」の購入を検討しているなら、一度立ち止まって「音の出口」について考えてみてください。
小音量アンプが「気持ち良くない」理由
どんなに高機能な練習用アンプでも、日本の住宅事情(音量制限)で鳴らすと、以下の2つの問題が発生します。
- 「生音(弦のノイズ)」の混入: 小さな音量で弾くと、ピックが弦に当たる「カチカチ」という生音がアンプの音と混ざって聞こえ演奏の没入感が削がれます。
- S/N比の低下: 部屋の環境ノイズに対してアンプの音が小さすぎると、繊細な倍音成分が埋もれてしまい、「弾き心地」が著しく悪化します。
密閉型モニターヘッドホンでの「没入型練習」
GX-1に密閉型のモニターヘッドホンを組み合わせることで、これらの問題がロジカルに解決します。
- 外界の遮断: 密閉型ヘッドホンなら、物理的に弦の生音をシャットアウト。耳元にはGX-1が作り出す「フルアップしたスタックアンプの音」だけが届きます。
- 32bit floatの恩恵: ヘッドホンはスピーカーよりも耳に近いため、解像度の差が顕著に出ます。GX-1の精緻な演算能力は、ヘッドホンで聴いた時にこそ、その「弾き心地の良さ」が最大化されるのです。
練習環境のコストパフォーマンス比較
| 項目 | 高機能練習用アンプ | GX-1 + モニターヘッドホン |
|---|---|---|
| 音の解像度 | 中(スピーカー性能に依存) | 高(GX-1の演算+ヘッドホン直結) |
| 時間制限 | 夜間はほぼ不可能 | 24時間いつでもフルパワー |
| 拡張性 | 単体完結のみ | ライブ、録音、SNS動画に転用可 |
| 没入感 | 低(生活音や生音が入る) | 究極(音の壁に包まれる感覚) |
おすすめモニターヘッドホン

現代的な接続性:Bluetoothエディットとスマホ連携
GX-1は、現代のデジタルライフに完全に適応しており、特に専用アプリ「BOSS TONE STUDIO for GX-1」(iOS/Android対応)によるワイヤレス操作は、ギタリストの身体的ストレスを劇的に軽減します。
Bluetoothがもたらす「立奏エディット」の利便性
アプリを使えば本体を床に置いたまま、手元のスマートフォンで自由自在に音作りが可能です。
- 屈まずに音作り: 小さな画面を見つめて何度も立ったりしゃがんだりする必要はありません。手元のスマホで、まるでSNSをチェックするような手軽さで調整できます。
- 「耳の高さ」で正確に判断: しゃがんで調整している時と、立って演奏している時では、耳に入る音の周波数特性が異なります。スマホ操作なら、実際に演奏する姿勢のまま音を変えられるため、ライブ本番と同じ聴感で正確なエディットが可能です。
専用アプリによるワイヤレス・エディット
本体を直接操作することなく、以下の作業がアプリ上で行えます。
- 音色の微調整と整理: パラメーター編集、メモリーの名前変更、並べ替え、バックアップが完結します。
- プロ・サウンドの入手: アプリ内の「BOSS TONE EXCHANGE」を通じて、プロが作成したライブセット(音色データ)をダウンロードして保存できます。
- セッション機能: YouTubeなどの楽曲に合わせて演奏しながら、その場で音色を追い込むことができます。
ワイヤレス・コントローラーによる拡張
Bluetoothを活用すれば、演奏中のリアルタイム操作もワイヤレス化可能です。
ワイヤレス・ペダル「EV-1-WL」やフットスイッチ「FS-1-WL」を接続すれば、エフェクトのON/OFFやパラメーター制御が自由自在になります。
Bluetoothオーディオ機能との併用
スマホの音楽をワイヤレスで再生しながら、同時にアプリで音色を追い込むといったシームレスな環境が構築できます。
練習の効率が飛躍的に上がります。
よくある質問 Q&A
Q. GT-1からの買い替え価値はありますか?
A. あります。アンプシミュレーターがCOSMからAIRDに進化したことによる「弾き心地」の差は、ギタリストにとって価格差以上のインパクトがあります。
Q. 電池駆動でどのくらい持ちますか?
A. アルカリ単三電池4本で約5時間です。リハーサルや短時間のセッションには十分ですが、ライブ本番ではACアダプターか大容量モバイルバッテリーの使用をおすすめします。
Q. GX-100と音は同じですか?
A. アルゴリズムは継承されていますが、厳密にはわずかなキャラクターには差がある可能性があります。
まとめ
BOSS GX-1は、以下の理由から「今、最も選ぶべき小型マルチ」と言えます。
- 1.2kgの超軽量ボディで、プロ級のAIRDサウンドを持ち運べる。
- 32bit floatの高精度演算により、歪ませても音の分離感が素晴らしい。
- 3電源方式(特にUSB-Cバスパワー)が、現代の機材環境にベストマッチ。
- HEXARAYとGEAR SUITEで、音作りと操作のストレスを最小限に。



重たいボードを置いて、GX-1を持って身軽にステージへ飛び出しましょう。きっと、今まで以上に「ギターを弾くこと」そのものが楽しくなるはずです!
BOSS GX-1

GXシリーズの末っ子として新登場。
フラッグシップモデルのサウンドを継承しつつもコンパクトかつリーズナブルな価格を実現。
今最もコスパの良いマルチエフェクターと言っても過言ではない。
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