「ライブ終わりのラーメンが至高」——そう思っていないだろうか? たしかに、汗をかいて、叫んで、弾き倒したあとの一杯はうまい。だけどその“癖”が体調不良やパフォーマンス低下を引き起こしている可能性がある。
「最近、体が重い」「すぐ疲れる」「風邪をひきやすくなった」——そんな悩みを抱えているなら、それは食生活が原因かもしれない。
筋トレを始めると、自然と食への意識が変わる。 自分の身体をどう扱うか、その基準が“快楽”から“最適化”に切り替わるんだ。 結果として、演奏にも日常にもポジティブな影響が現れはじめる。
この記事では、筋トレがバンドマンにもたらす「食習慣改革」について、具体的な変化や取り入れやすい選択肢を紹介していく。
筋トレが食生活を変える理由
筋トレにハマり始めると、自然と「せっかく鍛えたんだから、体にいいものを食べたい」という気持ちが湧いてくる。
それまでは深夜のラーメンや、コンビニ弁当を適当にかき込むのが当たり前だったかもしれない。でも、筋肉にとっての“燃料”を考えるようになると、選ぶものが変わる。
高タンパク・低脂質な食事を意識し始めると、焼き鳥の塩や、寿司、ナッツ類が自然と選択肢に上がってくる。
「カラダが資本」という意識が芽生えるのは、筋トレの副産物とも言えるだろう。
リハ前の食事。集中力と持久力を高める食べ方
空腹すぎると集中力が落ちるし、食べすぎると身体が重くなる。 リハーサルやライブ前の食事には、ちょうどいい栄養と量のバランスが求められる。
おすすめは、バナナやオートミール、プロテインドリンクといった、軽くて消化に良いエネルギー源。
こうした軽食なら血糖値の乱高下も避けられ、集中力やスタミナを保ちやすくなる。
「演奏が雑になる」と感じたら、もしかするとそれは“栄養の偏り”が原因かもしれない。
バンドマンはラーメンじゃなくて寿司を選べ!
リハ終わりと言えば、深夜のラーメン、それも背脂たっぷりのやつ。
うまい。
だけど、脂質と炭水化物に偏りすぎていて、筋肉には優しくない。
その点、寿司は違う。魚のタンパク質と良質な脂質、海苔やわさびの栄養、そしてシャリのほどよい糖質。
何より、満足感がありながら胃に重くない。ライブ後の疲れた身体にもスッと入ってくる。
しかも最近は、回転寿司なら深夜までやってるところも多いしラーメン屋よりも長居しやすい。打ち合わせ、反省会を落ち着いて過ごすにはもってこい。
「音楽の話をしながら、ネタをつまむ」——そんな時間も、意外と悪くない。
打ち上げでの食事を変えると体調も安定する
打ち上げと言えば、酒、油、ドカ食い。テンションで一気に詰め込んで、翌朝は胃もたれと頭痛に苦しむ。
でも、筋トレを始めると、飲み方・食べ方も変わってくる。
タンパク質中心のつまみを選んだり、深酒を避けたり。そうすると、翌朝のリハや移動もラクにこなせるようになる。
「この一杯のせいで明日の歌が出ない」なんて悲劇も防げる。
しかも、体調が安定してくると、ライブパフォーマンスにも良い影響が出る。
音程、リズム、集中力。どれも“コンディション”に左右される要素だからこそ、食事を軽視できない。
今日は調子がいいとか、悪いとか言ってないで、コンディションを一定に保つ事が安定したパフォーマンスに直結するものだ。
酒と音楽の関係。これからの選択肢
酒はバンドの文化に根づいている。だが、筋トレとの相性は正直よくない。 飲酒は筋肉の回復を妨げるうえ、睡眠の質も下げてしまう。
だからといって完全に断つ必要はない。大切なのは“付き合い方”だ。
例えば、ノンアル飲料を活用したり、糖質控えめのハイボールを選んだり、つまみに高タンパクなものを選ぶといった工夫ができる。
「飲みの場に参加しながら、身体も大事にする」——そんな選択が、これからのバンドマンには必要だ。
コンビニでも変えられる、意識高めな食生活
「忙しいし、結局コンビニしか寄れない」——そんなバンドマンも多いだろう。 でも最近のコンビニは、昔とは違う。健康志向な選択肢がどんどん増えている。
たとえば、サラダチキンやサラダ、カット野菜、冷凍フルーツ、バナナ、プロテインバー、完全栄養食(BASEFOOD等)。ミネラルウォーターも複数種類が揃っている。
コンビニ飯=体に悪い、というのはもう過去の話。
選び方さえ間違えなければ、筋トレにもバンド活動にも心強い味方になってくれる。
移動中やリハの合間にサクッと補給するなら、こうした“意識高め系”のコンビニ飯を味方につけよう。
パンを避けておにぎりを選ぶだけでも効果的。
ちょっとした意識で未来が変わる。というのは大げさな話ではない。
食事を変えるだけでバンド活動の質が上がる
筋トレがきっかけで食生活が変わる。すると、体調が整う。結果として、演奏のクオリティやライブの充実感まで変わってくる。
別にストイックになれと言いたいわけじゃない。
ただ、「ラーメン行く?」の代わりに「寿司でもつまむか」くらいの選択ができると、バンドマンとしての身体と心がちょっとずつ変わっていく。
音楽に真剣だからこそ、食事にもこだわってみよう。
食べたものでしか身体が作られない。
その一口が、理想のサウンドにきっとつながるはずだ。
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